こんにちは。トシです。
昔は営業をやっていました。
毎日、辛くて退屈で逃げました。
それから、台湾で何も考えずノリと勢いだけで起業して、5年くらいになります。
今は台中市内で焼鳥屋とカレー屋を合わせて3店舗やってます。
ストレスフリーで幸福度が高いです。
周りからは「海外で起業なんてリスキーすぎる!」なんてよく言われますが、実は、台湾起業は全然リスキーじゃないし、ハードルが低いんです。
日本で起業するよりリスク小さいと思います。
昔の僕と同じように今の生活で消耗している方。人生で一度は起業してみたい。という方。
台湾起業がかなりオススメです。
その理由を僕の経験から説明しますので、少しだけお付き合いください。
プチ起業なら台湾がオススメな9個の理由
低予算で起業でき、ハードルが低い
日本人なら資本金50万台湾ドル(約180万円)さえあれば、誰でも起業できます。
ビザの取得等の必要な手続きも会計士に丸投げすればほぼ全てやってくれます。
良い空き物件が多い
飲食店やオフィスなどを借りる際、台湾は良い物件がメチャクチャ見つかりやすいです。
日本では、「起業するなら半年くらいの運転資金は準備しよう!」みたいなことをよく耳にします。
でも、台湾人は超楽天家な人が多いので、「このビジネスモデルなら開業していきなり1ヶ月目から大儲けできるー!」的な考えで起業し、3ヶ月も経たないうちに潰れるケースが物凄く多いです。
昔、ゲストハウスを経営してた時に、近くのマップを作ってお客さんに渡していたのですが、1ヶ月も経つと周りの店が結構変わっていて、よくクレームをもらってました。笑
こういう文化なため、探すと良い物件が割とすぐ見つかります。
台北市中心以外は、家賃も日本に比べれば激安です。
日本に比べて税金が安い
台湾は、法人税が20%程度、消費税が5%で、日本と比べるとだいぶ低いです。
法人税が安いのは、会社経営をする上でメチャクチャ大きいと思います。
物価はあまり変わらないのに人件費が安い
台湾に旅行に来られた方はご存知かと思いますが、台湾の物価はあまり日本と変わりません。
超ローカル飯はメチャクチャ安いですが、イタリアンを食べたり、飲みに行ったり、デパートやドラッグストアで買い物をすると、むしろ日本より高いです。
だから、日本に来て爆買いをしている台湾人も多いわけです。
そのため、僕らも日本と同じ値段で販売できます。
僕がやってる焼鳥屋とカレー屋もお客さんの90%が台湾人ですが、
日本と変わらない(むしろ若干高いくらい)価格帯です。
ですが、人件費は日本に比べて安いです。
アルバイトの最低賃金が600円程度、正社員なら10万円ちょっとで雇えるので、人件費のプレッシャーがだいぶ小さいです。
治安が良く、ぼったくりも少ない
これも台湾に来られた方は分かると思いますが、治安はメチャクチャ良いです。
個人的には日本よりも良いと思います。
普段の日常生活でも、ぼったくり等はほぼ皆無ですし、
僕はケータイやら財布やら何回も無くしてますが、今のところ毎回無傷で戻ってきてます。笑
開業準備や店舗を構える場合には内装等、開業後も各業者との取引など色々な台湾人と関わっていくことになります。
この治安の良さやぼったくりが無いというのは、メチャクチャ大きいポイントです。
日本語を話せる台湾人が多い
台湾に来て驚いたのは、台湾人の言語学習能力の高さです。
大学生なら英語か日本語どちらか話せる、というのが僕の印象です。
中国語を話せないので日本語ができる台湾人スタッフを探したい!という場合でも、そんなに苦労せず見つけられると思います。
台北市以外はまだ発展途中
台湾を含めてアジア諸国の首都は、東京や大阪と物価もクオリティーも大差ないと思います。
台湾も台北市中心部は家賃も高いですし、飲食店もクオリティーが高く競争も激しいです。
(日本ほどでは全然ないですが、、、)
でも、台北市以外の都市はまだまだ発展途中なので、正直、ある程度のクオリティーを出せば、競争相手に割と余裕で勝てると思います。
台湾人は親日家なので日本人の恩恵が大きい
台湾人はメチャクチャ親日家です。
僕もいつも台湾人に優しくしてもらって毎日感謝しながら過ごしてます。
言い方は悪いかもしれませんが、「日本人が店長として店にいる」だけである程度は流行ると思います。
ただ、台北市内は日本人が増えているので、前に比べてその恩恵を受けることは少なくなっていると思います。
海外起業してるってだけで周りの評価が上がる
正直、これは僕にとっては本当にどうでもいいことなのですが、
海外で起業してる人が少ないのでメチャクチャ過大評価してもらえます。笑
日本に帰る度に周りの人から謎にメチャクチャ褒められるのですが、台湾で日本よりも低リスクな起業をして、ストレスフリーで仲間たちとワイワイ過ごしてるだけなので、申し訳なさしかないです。笑
以上が、僕が台湾でストレスフリーなプチ起業をオススメする理由です。
とは言っても、多少注意する点はあるので、次回は台湾起業のデメリットや注意点について書こうと思います。